RoomClip 10th ANNIVERSARY

1st

ルームクリップに投稿された最初の1枚は開発者が投稿したキッチンの写真でした。それから10年でおよそ550万枚の住まいと暮らしの写真が投稿され、いまでは月間600万人が使うサービスへと成長しました。

2nd

白を基調に味のある木や籠の質感を利かせたインテリアスタイル「ナチュラルアンティーク」が注目を集め、このスタイルを実現するためのアイテムやDIY、リメイクのノウハウが数多くシェアされました。のちにカフェ風インテリアとも呼ばれ、多くの世代に親しみやすい定番のスタイルとして定着していきました。

3rd

ヴィンテージ感のある暗いトーンのアイアンやレンガ、木、レザーを基調に、無骨な雰囲気のスタイルに仕上げた「男前インテリア」。プチプラの雑貨や空き瓶などを手軽にリメイクしてこのスタイルに馴染むようにするノウハウや、簡単に貼って剥がせるレンガ柄や木目柄のリメイクシートも人気となり、多くの人に取り入れられました。

4th

「男前インテリア」から色素を抜いたようなスタイル「塩系インテリア」が人気に。このスタイルの雰囲気にあうトーンの淡い板材「足場板」や、色素薄めの植物「エアプランツ」、生活感の感じない「PUEBCO(プエブコ)」の雑貨や「colony2139」の日用品、飾り気のない「流木」が注目されました。

5th

「ヘリンボーンフローリング」の床には「ペンドルトン」のラグがひかれ、ソファには「ラウンドビーチタオル」を掛ける、そんな「西海岸インテリア」が2016年の主役になりました。「スターモチーフ」の小物や、水回りの「サブウェイタイル」など、定番のアイテムも多くRoomClipに投稿されました。

6th

部屋にある「ファブリック類」特にソファやクッション、ラグやベッドリネン、そしてタオルを少しトーンの違うグレーにする「グレーインテリア」が注目を集めました。2016年頃に盛り上がった、部屋のあらゆるモノの色を白で揃える「ホワイトインテリア」から、少しトーンを落ち着かせる形でトレンドになりました。

7th

有機的な素材使いでリラックスした雰囲気が特徴の「bohoスタイル」。このスタイルに欠かせないタペストリーの一種である「ウィービング」をハンドメイドするノウハウに注目が集まったほか、藤や竹、レザーや流木や石などのアイテムや、幾何学模様のファブリックアイテムが人気となりました。

8th

「北欧インテリア」「ブルックリンスタイル」といったような既存のインテリアスタイルの枠にとらわれず、「リラックス出来る空間で暮らしたい！」や「植物やペットと快適に暮らしたい！」など、自分の感覚や趣味、ライフスタイル、ライフステージにフィットした自分なりのスタイルを模索する「自分スタイル」が人気を集めました。

9th

新型コロナの影響により住まいと暮らしに大きな変化がありました。中でも注目は新たにこれまで家の外で行っていた活動を家の中で代替的に行うトレンドです。リビングや庭やテラスでキャンプを行う「おうちキャンプ」、本格的なお酒やおつまみを家で楽しむ「おうち居酒屋」、などその活動は多岐に渡り、ニューノーマルな暮らしトレンドとなりました。

10th

家の中で過ごす時間が長くなったことによって、部屋のオシャレさという視覚的な部分だけでなく、いかに快適に暮らすか、という部分を話題にする人が増えています。整った部屋を保つための家事ノウハウや家電の利用、住まいの基礎的な快適性をあげる照明や空調関連アイテム、香りや音楽などの五感を満たすグッズ、など幅広い視点で心地よさの追求が行われています。